4C病棟
部署紹介 役職者日記こんにちは、今回は4C病棟師長沓掛が担当します。
4C病棟は2020年度に新型コロナウイルス(以降コロナと表記)の影響を受け、コロナ病棟として新設されました。
外来でコロナ陽性と診断され、入院が必要となった患者様のほか、東京都内で感染された方が保健所を通して入院される患者様がいます。
コロナの診療手引きに沿った判断のもと酸素投与が必要とされる中等症までの患者様が療養されています。
コロナの治療においても、レムデシビルやアクテムラを使用した点滴投与やモルヌピラビルや新薬のパキロビットなどの経口投与など症状に適した最新の治療方針を提供しています。
私が配属されたのはちょうど国内での感染者が増え始め、某有名な芸能人がコロナにより亡くなられたという衝撃を受けていた頃でした。もし自分が感染したらと、正直不安な気持ちもありました。また家族の理解もあり、現在までコロナ病棟で働く事ができております。
特に第5波では、スタッフは防護服をずっと脱げずに脱水にならないかと不安がありました。しかしコロナ病棟で働くスタッフの皆は明るく何とか乗り切ってくれました。現在も第6波、7波とまだ終わりの見えない中、仲良く協力しあいながら業務を行うことができています。
コロナ病棟では正しい感染隔離対応と最新の治療方法、人工呼吸器の管理など、このコロナ禍でないと経験できない、やりがいのある看護を実践することができます。この看護経験はたぶん生涯でこれっきりしかない貴重な経験だと思います。
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