こんにちは。HCU所属の看護師齊藤が江戸川病院のHCUについて紹介させていただきます。

HCUはとHigh Care Unitの略で、急性期および重症な患者様を対象としています。テレビなどで時々見かけるICU（Intensive Care Unit）と似たような役割を当院では担っており、日本語では高度治療室や、わかりやすく集中治療室などといったりします。

特に担当する診療科はなく、色々な診療科目の患者様が入室されます。例えばハイリスク術後の患者様や循環器系（心筋梗塞や心不全など）の患者様、緊急透析や人工呼吸器が必要な患者様など・・・様々な症例、患者様を見ている病棟です

そのため学ぶことも多いです。人工呼吸器や心電図など医療機器についてのことや手術後の合併症について、重症化リスクが高い患者様の状態観察など、多方面に勉強をしていかなければなりません。私も当院に入職前は一般病棟でしか勤務したことがなく、何から勉強すれば良いのか、どのように患者様に接すればよいのかわかりませんでした。そのため、当部署では主任とグループリーダーを中心としたグループをいくつか作り、まずはグループ内で新入職の勉強面・精神面を支えていきます。また、必要であれば他のグループにも共有し、病棟全体でスタッフを育てていこう、という意識で新入職の方に接しています。当部署は他病院での看護経験者（中途採用者）の方が多く、逆に他病院で行っていた方法を聞いたり、聞いた方法がよければ取り入れてみたりと柔軟性もあると思います。

　・・・と真面目な話はここまでにして、HCUは緊張感もある分、病棟スタッフ全員がONとOFFの切り替えをしっかりしています。スタッフの仲がよく、自分達の趣味の話やペットの話など休憩時間やちょっとした時間に話したり、旅行にいった写真を見せたりと和気藹々としています。休み希望も通り易く、どうしても行きたいライブや観劇など遠征したり、観にいったりが可能です。OFFの時間を大切にしているため、定時で退社できるように緊急入院や勤務交替直前の入室に対して、手が空いているスタッフ総出で受け入れ準備や受け入れ対応、患者様家族の対応を全力で行います（もちろん手術後の受け入れも全力で行いますよ）。たとえ残業になったとしても全力できっちり仕事をして退社されます。看護師であることと、プライベートの両方を大切にしているからこその仕事の速さと熱量があると思います。

　また、ママさんナースは５人在籍しており、時短勤務も可能です。お子さんの急な病気などに対する欠勤にも嫌な顔をすることなく、スタッフ全員が受け入れてくれます。実際急にお腹が痛くなってトイレから動けなくなり、出勤できなかった時も「大丈夫？こっちは平気だからお大事にね」といってくれた優しいスタッフばかりです。

ちょっとでもHCUに興味がある方はまず江戸川病院で一回チャレンジしてみませんか？いつでもお待ちしています！