患者サポートセンター入退院支援室
その他こんにちは!今回は患者サポートセンター入退院支援室看護師の瀬戸が担当します。
まず係長より江戸川病院退院支援の歴史をご紹介します。
2014年(平成26年)退院調整ワーキンググループが発足されスクリーニングの実施が始まりました。
それまでは何となく困っている患者さんがいると、医師から医療相談員(MSW)へ介入依頼をし、退院調整は「MSWの仕事」そんな時代でした。
2016年に退院調整委員会へ名前が変わり、2018年に看護師が医療相談室へ配属され、スクリーニングの改定や看護師が退院困難患者を抽出し、患者さんや家族が困らない支援・調整のスタートを切りました。
今ではHCU、救急病棟を除くすべての病棟に退院支援専任看護師を配置し、患者さんや家族の希望を叶えるため、日々奮闘しています。
2022年7月より地域連携室、医療福祉相談室、入退院支援室が一つになり患者サポートセンターとして始動しました。
次に私たちの活動内容を紹介します。
「地域住民が、その人らしい人生を全うするために、その人たちに寄り添った意思決定支援を行い、安心して暮らせる環境づくり」を支援できるよう努めています。
明確な正解がないため私たち自身の関わりに不安があるときもありますが、患者様・ご家族が治療を終え安心して退院される日を迎えることができると関わることができてよかったと感じます。資料や本で勉強したり、在宅支援者から意見やアドバイスを頂いています。当院では近隣のみならず、全国から患者様が入院されることもあり、様々な地域の在宅医療・在宅介護と密に連絡・情報共有を行っています。在宅側とのやりとりには医療用アプリを取り入れることによって、写真の送付やリハビリ状況を動画で共有するなど活用の幅を広げ退院調整に役立てています。また東京都看護協会より配布されたタブレットを使用し、コロナ禍で面会できない患者さんや家族、在宅側とZoomによる面会など顔の見える関係を大切にしています。
困難事例などは週1回行っている情報共有会などで患者サポートセンタースタッフで話し合い、一人で抱え込まず患者様にとってより良い退院支援ができるようにしています。患者様によって退院支援の方法は様々なため、みんなの経験や知識を持ち寄って、話し合っているときはとても良いスタッフの集まりだと実感します。
院内の様々なスタッフと関わり・協力できるやりがいのあるところです!
最後までご覧下さり、ありがとうございました!
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