中ノ島 2N病棟
部署紹介 役職者日記個人的には投稿二回目になります。2021年10月より2N病棟の師長に就任しました吉田と申します。今回は、江戸川病院の新棟・中之島2N病棟を紹介したいと思います。
2N病棟は、2021年4月にOPENした泌尿器科病棟です。やっと1年が経過した新しい病棟です。本院の一般病棟の中では一番少ない25床のベッド数となりますが、スタッフ28名(看護師:23名 ケアワーカー:3名 クラーク:2名)で毎日忙しく、慌ただしい毎日を送っています。スタッフは、本院の各一般病棟から異動し、中堅ベテランNsが集合し準備を開始しました。
泌尿器科って何するの?と思っている方々もいるのではないでしょうか?泌尿器科は、前立腺癌の疑い、前立腺癌、膀胱腫瘍、腎・尿路結石、腎癌、などの疾患が多くみられ、男性患者が年間を通して9割を占めます。病棟には、検査、周手術期、急性期、慢性期、ターミナル期の患者が、手術、化学療法、放射線治療、腹膜透析、腎移植等の治療を求め入院してきます。
私は途中からの参戦かつ、異動早々に師長になることで、とても異質な存在であったことには間違いありません。当初は、全体的な関係性は、まさにコミュニケーション不足な状態と、お互い探りながらの業務、さらに、初めての泌尿器科を必死に覚えている姿を見ていると、それまでに経験したことのない分野・看護業務に混乱、戸惑い、憤りを感じていた事でしょう。
しかし、現在、1年経過した2N病棟は、一年前とは比べものにならないくらい、一人一人とても明るく、いきいきと働いています。それは、各々の経験を通し自信を持つことが出来たからだと感じています。そして、指導的立場であった泌尿器経験者Nsは、周りが自立していくことで、自ら背負っていた荷物が軽くなったのです。中堅ベテランNsの強みは、なんといっても経験です。たまに、経験が根拠になっている部分があるため注意が必要ですが、様々な経験をしているNsがたくさんいるため、他科の知識、各々の看護観、患者・家族に対する対応等を共有し、新たな気付きが生まれ、内省することが大切です。
そんな仲間たちと、「2N病棟」を今後さらに飛躍できるように、私は師長として、お互いにギフトを送りあえるような、そんな場を構築していきたいと思っています。そして今年は、外科Nsとしてのスキルを磨く、綺麗な病棟を保つために整理整頓、2N病棟に入院してよかったと思ってもらうように接遇面の強化。この3点を目標に私たちは進んでいきたいと思っています。
入職を考えている方は、一度2N病棟を見学しに来てください!みなさんをお待ちしております。
2N病棟師長 吉田敦美
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