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コラボ研修

イベント

今回ブログを担当させて頂きます、教育委員会所属の弦巻です。6月26日、2025年度第1回目コラボ研修を実施しました。
ラダーⅠからラダーⅢの20名、幅広い層の看護職員の皆様に参加して頂きました。

江戸川病院看護部は、昨年度の年度末から看護方式がPNSからEPNに変更となりました。
EPNに変わった事で『自己発信、看護を語る』をキーワードに教育体制を整えてきました。

看護部教育委員会のコンセプトは『対話を楽しむ』としています。幅広い層の看護職員が今回の研修を機会とし、対話を楽しむ第一歩となる事を期待して研修を開催致しました。

看護方式の変更に関係なく、社会人として高いマインドの維持が大切である事は以前から伝えてきました。
尊重、信頼、慮る、この3要素がどんな看護方式でも大切になります。
加えて、EPNに必要な要素として、他者への配慮、自己発信、依存しない、過信しない、自己の行為に責任を持つ事が必要になります。
経験の無いスタッフが先輩に頼りきりでは良くないと思う事、経験のあるスタッフは後輩の想いや考えを引き出す関わりを心がけるようになる事を期待しています。

また、看護師のマインドとして、自立自助のこころ、与えるこころ、複眼のこころという3つのこころが大切である事もPNSの頃より継続して伝え続けている内容です。
教育委員会として、今後も伝え続けていきたいと思います。研修内のグループワークとして、旅行で使用する10万円の使い方について話し合い、発表し合いました。話し合いにおける経緯を振り返る事で、お互いの納得できる結果となる為に、無意識に尊重、信頼、慮るという3つの要素、自立自助のこころ、与えるこころ、複眼のこころという3つのこころを使用していたのだ、と感じて頂けたと思います。
話し合いの様子を見ていて、看護職員の皆様の穏やかで優しい人柄が伝わってきて嬉しかったです。

ペアワークでは、お互いの強みと印象を書いて伝え合う作業を行いました。
自己の強みと弱みを個人ワークで可視化した後で、他者から自己に対する印象と強みをポジティブにフィードバックする事で、自己と他者の想いの違いを知る事、自分では気が付かなかった自己の特徴がある事を体感できたと考えます。
自分が思う自分と他人から見た自分には差異があり、違う視点を受け入れる事が協働の始まりとなる事、他者の意見を受け入れるには高いマインドが必要であり、すべてが看護の質に関わるのだ、というまとめを伝えて研修を終了しました。

自己の気持ちを大切にしながら、他者の意見を受け入れ、質の高い看護に向けて考え続けていける看護部を目指して今後も研修を開催していきたいと思います。

     


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