第39回日本がん看護学会学術集会
イベント 認定看護師日記皆さん、こんにちは。今回ブログを担当いたします緩和ケア認定看護師の田嶋です。
大寒波が襲来し、寒い毎日が続いていますね。この極寒のなか、さらに寒さ厳しい札幌へと学会参加してきましたので、この場をお借りしてご報告させていただきたいと思います。
2月になぜ札幌で、との疑問をいだきつつも、乳がん看護認定看護師の立山さんの発表にあたり、共同演者として登録させていただいており、張り切って札幌まで行ってまいりました。
流しのタクシーを止めようにも、雪の壁に阻まれ、車道に出られないほどの積雪でしたが、例年よりは雪も少ないとのことで、恐れていた飛行機の欠航や、行先変更などの憂き目にあうことはなく、無事に参加することができました。心配していた寒さも室内は快適に保たれており、よほど東京のほうが寒く感じるほどで、寒い地で暮らす人々の生活の知恵を垣間見た思いでした。
限られた時間の中でしたが、大規模災害下でがん患者さんの生活を守るために看護職にできること(能登半島地震、豪雨災害でのがん患者への支援の経験)、高齢患者の薬物療法と倫理的課題、転移・再発乳がん患者の副作用マネジメント、エンドオブライフケア、人生の最終段階における意思決定支援などについて学び、日ごろ感じているジレンマや、今後の実践や活動についても新たな示唆を得てきました。
日ごろの活動で数多くコンサルテーションを受ける、せん妄については今年度、『がん患者におけるせん妄ガイドライン』が改訂予定となっています。症例をもとに、看護師、緩和ケアチーム専従看護師、精神科医より、それぞれの立場からアセスメントやケア方針、スタッフとの協働、薬物療法についての提示があり、とても勉強になりました。非がん患者のせん妄についても、具体的な薬物療法、注意点等についての提示があり、改めてエビデンスを踏まえて適切なせん妄治療やケアを理解し、実践していくことの大切さを学ぶことができました。
今回現地では参加できなかったセッションも多数ありますが、オンデマンドという大変便利でありがたいシステムも活用しながら、さらに学びを深めていきたいと思っています。
以上、ご報告でした。
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