一覧に戻る

教育

部署紹介 教育

2C病棟では、今高齢者に対する看護に力を入れています。
現在の社会情勢から分かるように、超高齢社会となり入院をしている患者は高齢者ばかり・・・
私達が今一番学ばなくてはならない看護分野は『高齢者看護』であるということを病棟全体で共有しました。

私達の病棟は整形外科病棟ですので、認知症の既往がある方が転倒し、骨折をしてしまうという症例が多く発生しています。
そのため、骨折をしていることが分からない・・・や、見当識障害があり病院にいることが分からない・・・といった方々をどうにか合併症を起こさないように、リハビリをしなければならないということを徹底して行わなければなりません。

現代の日本は核家族化が進み、高齢者と関わる機会が減ってしまった事で高齢者とのコミュニケーション方法が分からないといった問題も発生しているということを聞いた事があります。私たちは医療者として、高齢者・高齢者が抱える病態とどのように関わり、安全に療養をしていただける環境を提供する事ができるのかを常に考えなくてはなりません。

 そこで、2C病棟では認知症とせん妄の違いを土台に、認知症を抱える患者に対する関わり方含め、適切な薬剤の使用方法等の勉強会を実施しました。
せん妄は死亡率の増加・リハビリ進捗の遅延に伴う入院期間延長、患者家族そして医療者にとってもメリットは一つもないことです。私たちが今一番大切にしている事は、『せん妄を起こさない看護』です。

今年度、認知症ケア加算2・3対応の研修に3名のスタッフが自主的に参加をしてくれました。
その学びは、まず日々自身の看護の不足に対する振り返り!そこから、病棟全体で、取り組める事を話し合いました。

せん妄に対する看護は継続して行わなければ意味がありません。99%の人がしっかり対応をしたとしても、たった1%の悪い対応が患者のせん妄症状を助長させてしまうのです。よって、みんなが正しい知識を持ち、関わり続ける事がせん妄看護といえると考えています。私達は日々、看護の質の向上のため知識の向上に努めています!

  

カテゴリー

category

部署紹介
教育
未来の仲間へメッセージ
看護師の休日
イベント
新卒看護師日記
中堅看護師日記
認定看護師日記
役職者日記
ママさん看護師日記
ナースマン日記
クラーク日記
看護助手日記
救命士日記
その他