医療安全活動紹介
その他皆さんこんにちは。今回のブログ担当は看護部医療安全委員会です。委員会の活動の一部を紹介させていただきます。
各部署の係長がセーフティーマネージャーとして集まり、医療安全に関わる活動をしています。今年度から、全ての部署でKYT危険予知トレーニング)を行い、事故を起こす前に危険に気づくことで予防策が実行できるよう活動をしています。
下の絵に潜む危険を考え、それに対する自分たちの行動目標を考えていきます。
危険の一例としてストレッチャーに柵がなく、一人で搬送しているため患者が転落する。患者の頭側に看護師がいるので出会い頭にぶつかる。といった意見が出ていました。この中から最も重大な危険要因を考え、そこから対策をいくつか考えていった結果、このカンファレンスでは『患者は2名で搬送し、柵をつけたか声に出して確認する。』という行動目標を立てました。話し合いは楽しく和気藹々と先輩後輩関係なく行われ、たくさんの意見が出てきます。自分では思いつかなかった意見を聞いて、なるほどと驚かされることもあります。
もう一つコロナの蔓延による影響で中止していた、メンバーによる医療安全パトロールも再開しています。患者急変時のコードブルーのかけ方は知っているか、患者確認はどうしているか等を他部署の係長の目で確認してもらうことで、緊張感をもって知識のおさらいが出来ているのではないかと思います。
色々な人の視点から見ること、お互いの意見を出し合うことで医療安全の第一歩となれるよう活動を継続していきたいと思います。
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